本当にそのスキャナーで大丈夫でしょうか。
スキャナーを選ぶ際には、確認しなければならない点がいくつかあります。
本記事ではタブレット × スキャナー歴5年の筆者が、数々の失敗の末に辿り着いたスキャナーと、選ぶ際のポイントをお伝えします!
この記事はこんな方におすすめ!
- スキャナーアプリの限界を感じている
- もっとラクに・速くスキャンしたい
- できるだけ低予算で抑えたい
Contents
タブレット向けのおすすめスキャナー3選
時間がない方に向けて、これを買っておけば捗ること間違いなしのスキャナーを最初にお伝えします。
ある程度スキャナーの知識がある方は、ぜひ商品選びの参考にしてみてください。
1.RICOH Scan Snap ix1300|コンパクトかつ高機能
ここがオススメ!
- 最大20枚までの書類を、約2秒/枚のスピードで両面デジタル化
- ワイヤレス対応で、スマホやタブレットからアプリ経由での操作も可能
- Google driveやone driveなどのクラウドに直接保存してくれる
機能的にもコスパ的にも最も優れた機種です。
スマホスキャンに限界を感じている方は、圧倒的な効率性に驚くはずです。
ただし、プリントはそのまま差し込めば読み込めますが、テキスト類は裁断が必要になります。
2.brother ADS-1800W|タッチパネル付きで直感操作
ここがオススメ!
- 最大20枚までの両面読み取りが可能
- ワイヤレス対応で、スマホやタブレットからアプリ経由での操作も可能
- Google driveやone driveなどのクラウドに直接保存してくれる
- タッチパネル搭載で直感的な操作が可能
1で紹介したRICOHの機種と似たり寄ったりですが、こちらはタッチパネルが付いています。
直感的な操作で、機械が苦手な方も操作しやすいですが、その分価格は若干上がります。
こちらも、テキスト類のスキャンには裁断が必要になる点に留意する必要があります。
3.サンワサプライ 400-SCN069|裁断せずに済ませたいなら
ここがオススメ!
- 比較的安価で購入できる
- 折りたたみ可能でコンパクト
- オーバーヘッドタイプには珍しいmac対応
場所を取らないコンパクトさが売りの機種です。
1と2に比べて効率性は落ちますが、テキスト類も広げるだけで撮影できるため、裁断の必要がありません。
ただし、後述する「ワイヤレス」に対応していないため、PCとケーブルで繋ぐ必要があります。
タブレット向けスキャナー選びのポイント
スキャナー選びで重視すべきポイントは以下の3点です。
とくに、ワイヤレス対応しているかどうかはタブレットで使う際には重要なポイントです。
・同時に読み込めるのは何枚か
・ワイヤレスに対応しているか
・使っている端末に対応しているか
ポイント①|同時に読み込めるのは何枚か?
たとえば同時読み込み枚数が10枚だった場合、「10枚終わったらまた10枚入れて・・・」といった形で読み込みしていきます。
同時読み込み枚数が多いほど、当然手間が減らせます。
とくにコンパクトなスキャナーだと1枚しか入らないものもあり、こうなると本末転倒です。
ポイント②|ワイヤレスに対応しているか?
ワイヤレスに対応しているとパソコンとコードで繋ぐ必要がないため、置き場所を選びません。
お手持ちのスマホ・タブレットにWi-Fi経由で、直接取り込めるものが多いのもワイヤレス対応のメリットです。
ただ、ワイヤレス対応している機種って結構稀なんです・・・。
ポイント③|使っている端末が対応しているか?
意外と見落としがちなのが、スキャナーが対応しているOSです。
OS|macやwindows、iOSなどのことです
macでもwindowsでも使えて当たり前でしょ?と思われがちですが
ほんの2〜3年前までmacOSに対応していないものが非常に多かった印象です。
スキャナーの種類は大きく分けて4つに分かれる
ショッピングサイトを見ると様々なスキャナーが並んでいます。
「安いから」「見た目がいいから」といった理由で選んでしまうと、後々利便性を大きく落としかねません。
この章では、どんな種類のスキャナーがあるのか見ていきましょう。
シートフィードタイプ|キレイさ・効率ともにトップクラス
用紙をセットして、ボタンを押すだけで自動的に読み込んでくれるタイプです。
大量の書類をワンタッチで、かつキレイに読み込んでくれる「自動送り機能」付きです。
アプリの数十倍のスピードでデジタル化が完了します。効率性・利便性の観点から右に出るものはないでしょう。
オーバーヘッドタイプ|スタイリッシュさ・手軽さで選ぶなら
自分で用紙をめくってスキャンするタイプです。
1枚(見開き1ページ)のスキャンにかかる時間は大体5秒未満。
コンパクトで場所を取らず、片手をふさがずにキレイに撮ってくれる点がメリットです。
デメリットは平均300ページほどある冊子をめくる場合、そこそこの手間になるという点。
あつかう文書の枚数があまり多くない
裁断せずにキレイに読み込みたい
これらの用途で使う分にはオススメのタイプといえるでしょう。
フラットベッドタイプ|効率よりキレイさ・安さを求めるなら
ふたとガラス面の間に用紙を挟んで、1枚1枚読み込むタイプです。
コンビニでコピーをとったことがある方はイメージしやすいかもしれません。
安価かつ、アプリよりくっきり読み込んでくれる点がメリットです。
しかし、1枚1枚読み込む手間があるため、効率を考えるとアプリにも劣ります。
ハンディタイプ|とにかくコンパクトさを重視
コンパクトさ・持ち運びに重点を置いており、持ち運び可能なスキャナに1〜3枚ずつ読み込んでいきます。
本体が圧倒的に小さいため、機能面に関してはどうしても控えめです。
本体を文字に重ねて読み取るものと、本体に用紙を差し込むタイプがあります。
アプリでのスキャンが普及した今、ハンディタイプを選ぶ利点は限りなく少ないといえるでしょう。
タブレット向けのおすすめスキャナー3選
ここまで説明したスキャナー選びのポイントを踏まえ、もう一度冒頭の機種を解説していきます。
筆者が実際に使っている機種もご紹介しておりますので、ぜひ改めて参考にしてみてください。
1.RICOH Scan Snap ix1300|コンパクトかつ高機能
ここがオススメ!
- 最大20枚までの書類を、約2秒/枚のスピードで両面デジタル化
- ワイヤレス対応で、スマホやタブレットからアプリ経由での操作も可能
- Google driveやone driveなどのクラウドに直接保存してくれる
こちらは筆者も使用しているシートフィードタイプの機種です。
20枚を超える書類は、あとでアプリから1セットにまとめることができます。
片手でラクラク持ち運べるコンパクトさで置き場所にも困りません。
2.brother ADS-1800W|タッチパネル付きで直感操作
ここがオススメ!
- 最大20枚までの両面読み取りが可能
- ワイヤレス対応で、スマホやタブレットからアプリ経由での操作も可能
- Google driveやone driveなどのクラウドに直接保存してくれる
- タッチパネル搭載で直感的な操作が可能
特徴に関しては1つ目に紹介したものとほとんど差異がありません。
大きな違いは、タッチパネルが搭載されている点です。
より直感的に操作できるため、スキャナーを一度も使ったことがない方も安心して操作できるでしょう。
3.サンワサプライ 400-SCN069|裁断せずに済ませたいなら
ここがオススメ!
- 比較的安価で購入できる
- 折りたたみ可能でコンパクト
- オーバーヘッドタイプには珍しいmac対応
オススメ1と2に比べ効率は落ちますが、テキストをスキャンする際に裁断せずに済む点が大きなメリットです。
冒頭でもご説明しましたが、オーバーヘッドタイプはmacに対応していないことが多くあります。
本機種は、windows / macに対応しているということでオススメに挙げさせていただきました。
ただし、こちらはワイヤレス対応していないため、パソコンが必須になる点に注意が必要です。
最もオススメのスキャナーはシートフィードタイプ + 裁断機
ポイント
・同時に読み込みできる枚数をよく確認する
・ワイヤレスに対応していると置き場所に困らず便利に使える
・お使いの端末が対応しているかよく確認する
以上の3点をポイントに、外さない商品選びのご紹介をさせていただきました。
スキャナーを使いこなせれば、スキャンアプリの何十倍のスピードで取り込みが可能になります。
ストレスを減らし、空き時間を増やすためにもぜひ導入を検討なさってみてはいかがでしょうか。