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2025年新型iPad第11世代(A16)と第10世代の違いは?比較して解説!

2025年3月、新型iPad Air(M3)と同時に、新型iPad 第11世代(A16)の発売が発表されました。

廉価機種として、人気を博すiPad(無印)シリーズですが、大きな変化はあったのでしょうか。

本記事では、細かな変更点から寸法に至るまで、できるだけ難解な用語を補足しながら解説していきます。

買い替えや新規購入、またサブ機として検討されている方も、ぜひ参考にしてみてください。

新型iPad(第11世代)と旧機種(第10世代)の主な違いは?

主な変化点は2点、やはり最も大きいのはチップの変更による処理性能の向上が挙げられます。

  • チップがA14 Bionic→A16に変更:処理能力アップ!
  • お値段据え置き、64GBが撤廃され128GB〜に:おトク!
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この2点をどう捉えるかは人それぞれですが、前機種第10世代から新しく追加された機能は特にありません。

前機種との比較でいえば、総評してマイナーチェンジモデルといえるでしょう。

処理性能の差は、日常利用では僅差ですが、ゲーム用途など重めの処理で差を体感できます

旧機種(第10世代)から外観や寸法面の違いは?

以下の比較表の通り、重量やカラーリングに関しては変化がなく、基本的に前モデルを踏襲しています。

比較項目旧・iPad(第10世代)新・iPad(第11世代)
画面10.9インチ Liquid Retina※11インチ Liquid Retina
カラーリング4色(ブルー、ピンク、イエロー、シルバー)4色(ブルー、ピンク、イエロー、シルバー)
重量477g(Wi-Fi)、481g(セルラー)477g(Wi-Fi)、481g(セルラー)
寸法248.6mm × 179.5mm × 7mm248.6mm × 179.5mm × 7mm

寸法に関して、公式比較表上では11インチとなっていますが、技術仕様上でみると10.86インチ据え置きとなっています。

表記の変更(※四捨五入)があっただけで、実際のサイズは変わっておらず、外観や寸法に変化はない様です。

本来の正式名称は、「11世代」ではなく「A16」とチップ名を冠した名称に変更されています

旧機種(第10世代)との細かい違いは?

外観に関しては、全くといって変化がない新型iPadでしたが、細かい部分についても見ていきましょう。

基本的には外観同様にほぼ変化はありませんが、容量が128GB〜になっている点には要注目です。

価格は第10世代も新型も同様に「¥58,880〜」の売り出しですが、最低容量が64GB増えている分おトク感が増しています。

比較項目旧・iPad(第10世代)新・iPad(A16)
バッテリー最大10時間最大10時間
Wi-FiWi-Fi6Wi-Fi6
Apple Pencil第一世代、USB-Cに対応第一世代、USB-Cに対応
フルラミネーションなしなし
Apple Intelligence非対応非対応
容量64GB、256GB128GB、256GB、512GB
※Wi-Fi利用でのビデオ再生時

新型iPad(第11世代)は結局買い?

ここまで説明したとおり、前機種との比較でみると、際立った差異はみられません。以上を踏まえると……

どんな人におすすめ?

前機種(第10世代)を持っている方 → STAY

第9世代より前の機種を持っている方 → 大いに検討の余地あり

予算を抑えて初iPadを買う方 → おすすめ

お値段は第10世代から据え置き、¥58,880-(税込)での発売となります。

これから新品で買う場合は、前述した容量の観点からも、旧型(第10世代)を買うメリットは見当たりません。

こんな人は「買い」!新型iPad(第11世代)がおすすめな人

  • 大画面でゲームや映画を楽しみたいライトユーザー
  • 極限まで予算を抑えたい方
  • 第9世代以前のiPad(無印)をお使いの方

個人的には性能面でも機能面でも、iPad Airがもっともバランスが取れていると感じます。

ただ、値段が¥98,880-と、4万円の差が生じますので、「ちょっと手が出ない…」という方も多いでしょう。

そんな方が気軽に手を出せるのが、エントリーモデルのiPad(無印)シリーズです。

iPadはPro, Air, mini, 通称"無印"の4シリーズが展開されています

第9世代からみれば大きく進化

第10世代との比較でしたので、「あまり変化ないな…」と感じた方も多いかもしれません。

ただ、第9世代との比較でみると、ホームボタンの撤廃による表示領域の大型化や、寸法上の薄型化。

Liquid Retinaディスプレイ採用による美麗な画面と、買い替えを検討する余地は大いにあるといえます。

こんな人はSTAY?|新型iPad(第11世代)をオススメしない人

こんな方は満足しないかも?

  • 既に前機種のiPad(第10世代)を持っている方

個人的には、せめて周辺機器のApple pencilは第2世代くらいまでは対応して欲しかった印象です。

無印iPadのターゲットユーザーが、チップ性能の微向上で満足度に繋がるかといえば正直際どい部分です。

前機種を持っている方が買い替えるメリットは薄いといえるでしょう。

iPad Airとどっちがいい?

主に処理性能、画質、書き込み回りの性能などでiPad Airと差がつきます。

また、外観に関してもベゼルが狭縁だったり、薄型軽量だったりと「Air」の名に恥じないスマートな印象です。

とはいえ、無印でも2万前後のAndroidタブレットとは比較にならない性能を誇ります。

Airとは値段に倍近い差がつきますので、自分が使うシチュエーションに合わせてコスパがいい方を選ぶ方が賢明です。

ベゼルに関する説明

関連記事で「無印」と、「Air」についての比較を行っていますので、決めかねている方はぜひ参考になさってみてください


新型iPad(第11世代)の総評

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以上がiPad(第11世代=A16)と前機種との比較でした。

前述した通り、総評としては極めてマイナーな…マイナーチェンジと感じます。

以下の関連記事では、『その他のiPadシリーズも気になる』方に向けて、関連記事で図解を交えて解説しています。

ぜひ、お時間あれば覗いてみて、多角的に検討してみてくださいね!


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  • この記事を書いた人

Yuu

塾講師、金融機関営業、電機メーカー営業を渡り歩き
タブレット片手に大学へ再入学。
趣味はゲームと読書。好きなアニメはリゼロとSAO。

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