ちょっと待ってください。本当にその機種で大丈夫でしょうか。
スキャナーを選ぶ際に、確認しなければならない点がいくつかあります。
外観や値段だけで選ぶと「apple製品に対応してないじゃん!」なんてことにもなりかねません。
(※ 筆者の体験談です・・・)
この記事では実際に大学の勉強でスキャナーを使っていた筆者が
数々の失敗の末に辿り着いた最強のオススメスキャナと、選ぶ際のポイントをお伝えします。
こんな方におすすめ
- すでにスキャナーの購入を検討している段階
- スキャナー選びで失敗したくない
- できるだけ低予算で抑えたい
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スキャナー選びのポイント
スキャナー選びで重視すべきポイントは以下の3点です。
このポイントを押さえると、スキャナー購入後のミスマッチを防げます。
同時に読み込める枚数
たとえば同時読み込み枚数が10枚だった場合、「10枚終わったらまた10枚入れて」
といった形で読み込みしていきます。
同時読み込み枚数が多いほど手間が減らせるわけですね。
スキャナの種類によっては1枚しか入らないものもあり、こうなるとアプリと変わりません。
せっかくスキャナを買うなら20枚程の同時読み込み枚数は確保したいところです。
ワイヤレス対応
ワイヤレスに対応しているとパソコンとコードで繋ぐ必要がないため、置き場所を選びません。
お手持ちのスマホ・タブレットにWi-Fi経由で、直接取り込めるものが多いのもワイヤレス対応機種のメリットです。
ただ、ワイヤレス対応している機種って結構稀なんです・・・。
このあたりも踏まえて、最後にオススメ機種でピックアップしていきます。
使っている端末が対応しているか
意外と見落としがちなのが、スキャナーが対応しているOS(※)です。
※OS|macやwindows、iOSなどのことです
どれでも使えて当たり前でしょ?と思われがちですが
ほんの2〜3年前までmacOSに対応していないものが非常に多く見られました。
フリマアプリなどで型落ちの機種を購入する際は、OS対応の確認をしっかり行いましょう。
スキャナーの種類
ショッピングサイトを見ると様々なスキャナーが並んでいます。
「安いから」「見た目がいいから」といった理由で選んでしまうと、後々利便性を大きく落としかねません。
次に、どんな種類のスキャナーがあるのかみていきましょう。
シートフィードタイプ|キレイさ・効率ともにトップクラス
大量の書類をワンタッチで、かつキレイに読み込んでくれる「自動送り機能」付きです。
アプリの数十倍のスピードでデジタル化が完了します。
効率性・利便性の観点から右に出るものはないでしょう。
デメリットとしては、テキスト(教科書)を取り込む場合には「裁断」が必要になる点です。
裁断に抵抗がある方は、ぜひ関連記事も併せてご覧下さい。
オーバーヘッドタイプ|スタイリッシュさ・手軽さで選ぶなら
1枚(見開き1ページ)のスキャンにかかる時間は大体5秒未満。
コンパクトで場所を取らず、片手をふさがずにキレイに撮ってくれる点がメリットです。
デメリットは平均300ページほどある冊子をめくる場合、そこそこの手間になるという点。
・あつかう文書の枚数があまり多くない
・裁断せずにキレイに読み込みたい
これらの用途で使う分にはオススメのタイプといえるでしょう。
フラットベッドタイプ|効率よりキレイさ・安さを求めるなら
コンビニでコピーをとったことがある方はイメージしやすいかもしれません。
2010年頃まで広く普及したタイプです。
安価かつ、アプリよりくっきり読み込んでくれる点がメリットです。
しかし、1枚1枚読み込む手間があるため、正直効率性を考えるとアプリにも劣ります。
読み込んだ書類のキレイさだけ追求したい方にはオススメのタイプです。
ハンディタイプ|とにかくコンパクトさを重視
コンパクトさ・持ち運びに重点を置いています。
本体が圧倒的に小さいため、機能面はどうしても控えめです。
本体を文字に重ねて読み取るものと、本体に用紙を差し込むタイプがありますが
どちらにせよ、1〜3枚ずつの読み込みが基本になります。
アプリでのスキャンが普及した今、ハンディタイプを選ぶ利点は限りなく少ないといえるでしょう。
おすすめスキャナー3選
ここまでスキャナー選びのポイントと、スキャナーの種類について説明してきました。
リーズナブル・高機能に絞って、私が実際に使っている機種も併せてオススメの機種を3つ紹介します。
RICOH Scan Snap ix1300|コンパクトかつ高機能
こちらは筆者も使用しているシートフィードタイプの機種です。
ワンタッチで20枚までの書類を約2秒/枚のスピードで高速デジタル化。
20枚を超える書類は、あとでアプリから1セットにまとめることができます。
ワイヤレス対応で、スマホやタブレットからアプリ経由での操作も可能です。
Google driveやone driveなどのクラウドに直接保存してくれる点も大きな強みでしょう。
片手でラクラク持ち運べるコンパクトさで置き場所にも困りません。
brother ADS-1800W|液晶パネル付きで直感操作
特徴に関しては1つ目に紹介したものとほとんど差異はありません。
大きな違いは、タッチパネルが搭載されている点です。
より直感的に操作できるため、スキャナーを一度も使ったことがない方も安心して操作できるでしょう。
サンワサプライ 400-SCN069|裁断せずに済ませたいなら
オーバーヘッド型のスキャナーです。
こちらはワイヤレス対応していない点に注意が必要です。
書類を裁断せずに済み、比較的安価で手に入る点
また、折りたたみ可能でバッグにも十分入るサイズなのは大きなメリットです。
じつはオーバーヘッドタイプはmacに対応していないことがほとんど。
本機種は、windows / macに対応しているということでオススメに挙げさせていただきました。
最もオススメのスキャナーはシートフィードタイプ
ポイント
・同時に読み込みできる枚数をよく確認する
・ワイヤレスに対応していると置き場所に困らず便利に使える
・お使いの端末が対応しているかよく確認する
以上の3点をポイントに、外さない商品選びのご紹介をさせていただきました。
もしシートフィードタイプのスキャナを検討されるようであれば、製本されているものは裁断が必要になります。
裁断といっても、じつはそう難しい話ではありません。こちらに関しては関連記事でまとめておりますので、ぜひ併せてご覧ください。