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おすすめスキャンアプリ3選+スキャナー3選|iPadにお手軽プリント取り込み

かさばる書類もスキャンしてしまえば身軽になりますし、かんたん操作で整理もラクラクです。

忘れ物やどこにいったか分からなくなるストレスからも解放され、何度書き込んでも一瞬で白紙に戻せます。

 

大学のレジュメから会社の資料にいたるまで、プライベートでのスキャン歴は10年あまり。

退職後、iPad勉強のみで大学再入学を果たした元塾講の筆者が、タブレットでのスキャンについて詳しく解説します。

こんな方におすすめ!

  • アプリでテキストやプリントをスキャンする方法がわからない
  • スキャンしたデータをiPadで書き込んでつかいたい
  • 高速でスキャンする方法も知りたい

 

スキャンアプリを使ったスキャン|おすすめアプリ3選

最近では、ただスキャンしてくれるだけでなく、OCR(文字起こし)まで対応してくれるアプリも数多くあります。

パシャッと写真を撮ればアプリで勝手に補正され、さいごにPDFとして保存して完了!

という、お手軽な流れはどれも似たり寄ったりです。精度や使い勝手の面で比較しつつ、pdf化の流れをご紹介します。

 

どれも基本機能は無料ですので、3つとも取ってみて、自分に合うものだけ残すのもアリですね

 

1.シンプルさを求めるなら|Adobe Scan

ココがポイント

運営元は安心のAdobe(アドビ)社、シンプル操作で簡単に読み込み・保存可能。

一部のマニアックな機能のみ有料で、あとは無料で使用できます。

OCR(文字起こし)の使い方には若干クセがあるので慣れが必要かもしれません。

アプリを起動すると、四隅の青い丸が書類を自動追尾。

「スキャンを続行」で目的の枚数分写真を撮り、最後に「PDFを保存」をタップすればかんたんに結合可能です。

さいごに『・・・』アイコンをクリックして『デバイスにコピー』をタップして保存は完了。

Goodnotesなどのノートアプリに向けて「PDFを共有」することで、書き込みが可能になります。

 

 

2.きれいさ・精度を求めるなら|CamScanner

ココがポイント

他の2つより精度やスピードに優れます。

ただし、スキャン自体は無料で使用できる反面、OCR(文字起こし)など主要機能の一部が有料です。

課金誘導の広告が頻繁にはさまる点も、人によってはうっとうしく感じるかもしれません。

書類にフォーカスすると緑色の枠が表示されます。あとはシャッターボタンを押せば自動補正完了。

共有ボタンからPDFとして保存し、スキャンを完了しましょう。

余計な影は「編集アイコン」からフィルターをかけて消すことができます。

 

OCR(文字起こし)の精度

 

ワンタップで文字起こしできるうえ、手書きでも一字一句違わずに読み込んでいます。

ただし、Camscannerは、主に以下の機能を使う場合に有料となります。

・起こした文字をコピペする場合

・読み込んだ画像を詳細に編集したい場合

読み込みだけなら無料ですので、文字起こしに興味がない方にはオススメです。

 

 

3.より直感的に編集したいなら|Microsoft Lens

ココがポイント

運営元は安心のMicrosoft社。

使い勝手もよく余計な広告も挟まらないことから、バランスに優れます。

AdobeScanとほぼ変わらないのですが、Adobe Scanの方がPDFとして保存するまでの流れが簡潔です。

アプリを起動すると四隅に白い枠が出ます。写真を撮ると自動的に枠で囲まれるので、ズレがあれば修正。キレイに読み込んでくれました。

 

文字起こしは無料でつかえますが、手書き文字の読み込み精度は若干低め。

ワードで印刷された文書やレジュメなど、手書きでないものを文字化するには適しています。

 


枚数が多い場合は外付けスキャナーで高速化

ここまでご紹介したスキャナーアプリを使う場合、どうしても一枚一枚写真を撮る必要が出てきます。

プリントの枚数が多い場合や、テキストをスキャンしたい場合には、途方もない時間を要するのが難点です。

こんなとき、外付けスキャナーがあれば自動で瞬時にスキャンしてくれる大きなメリットがあります。

 

筆者自身は書類が数枚ならアプリ、10枚を超えたら外付けスキャナーを使っています

 

スキャナーの種類は大きく4つに分かれる

ショッピングサイトを見ると様々なスキャナーが並んでいます。

「安いから」「見た目がいいから」といった理由で選んでしまうと、後々利便性を大きく落としかねません。

この章では、どんな種類のスキャナーがあるのか見ていきましょう。

 

シートフィードタイプ|キレイさ・効率ともにトップクラス

用紙をセットして、ボタンを押すだけで自動的に読み込んでくれます

大量の書類をワンタッチで、かつキレイに読み込んでくれる「自動送り機能」付きです。

アプリより遙かに高速でデジタル化が完了し、クラウド連携すれば指定のフォルダに自動保存してくれます。

効率性・利便性の観点から右に出るものはないでしょう。

 

教科書などのテキストを取り込む場合には、「裁断」が必要になる点がデメリットです

 

引用:楽天市場

 

オーバーヘッドタイプ|スタイリッシュさ・手軽さで選ぶなら

自分で用紙をめくってスキャンします

1枚(見開き1ページ)のスキャンにかかる時間は大体5秒未満。

コンパクトで場所を取らず、片手をふさがずにキレイに撮ってくれる点がメリットです。

 

デメリットは平均300ページほどある冊子をめくる場合、そこそこの手間になるという点。

以下のシチュエーションで使う場合、スマホアプリで写真を撮るよりは、はるかに時短になります。

あつかう文書の枚数があまり多くない

裁断せずにキレイに読み込みたい

 

 

引用:楽天市場

 

フラットベッドタイプ|効率よりキレイさ・安さを求めるなら

ふたとガラス面の間に用紙を挟んで、1枚1枚読み込むタイプです

コンビニでコピーをとったことがある方はイメージしやすいかもしれません。

安価かつ、アプリよりくっきり読み込んでくれる点がメリットです。

ただし、1枚1枚読み込む手間があるため、効率を考えるとアプリにも劣ります。

 

読み込んだ書類のキレイさだけ追求したい方にはオススメのタイプですね

 

引用:楽天市場

 

ハンディタイプ|とにかくコンパクトさを重視

コンパクトさや持ち運びに重点を置いており、持ち運び可能なスキャナに1〜3枚ずつ読み込んでいきます

本体が圧倒的に小さいため、機能面に関してはどうしても控えめです。

本体を文字に重ねて読み取るものと、本体に用紙を差し込むタイプがあります。

どちらにせよ、アプリでのスキャンが普及した今、ハンディタイプを選ぶ利点は限りなく少ないといえます。

 

引用:楽天市場


外付けスキャナー選びのポイント

スキャナー選びで重視すべきポイントは以下の3点です。

とくに、ワイヤレス対応しているかどうかはタブレットで使う際には重要なポイントです。

・同時に読み込めるのは何枚か

・ワイヤレスに対応しているか

・使っている端末に対応しているか

 

ポイント①|同時に読み込めるのは何枚か?

たとえば同時読み込み枚数が10枚の場合、「10枚終わったらまた10枚入れて……」といった形で読み込みしていきます。

同時読み込み枚数が多いほど、当然手間が減らせます。

とくにコンパクトなスキャナーだと1枚しか入らないものもあり、こうなると本末転倒です。

 

せっかくスキャナを買うなら20枚程の同時読み込み枚数は確保したいところです

 

ポイント②|ワイヤレスに対応しているか?

ワイヤレスに対応しているとパソコンとコードで繋ぐ必要がないため、置き場所を選びません。

お手持ちのスマホ・タブレットにWi-Fi経由で、直接取り込めるものが多いのもワイヤレス対応のメリットです。

ただ、ワイヤレス対応している機種って結構稀なんです・・・。

 

このあたりも踏まえて、最後にオススメ機種でピックアップしていきます

 

ポイント③|使っている端末が対応しているか?

意外と見落としがちなのが、スキャナーが対応しているOSです。

OS|macやwindows、iOSなどのことです

 

macでもwindowsでも使えて当たり前でしょ?と思われがちですが

ほんの2〜3年前までmacOSに対応していないものが非常に多かった印象です。

 

とくにフリマアプリなどで中古を購入する際は、OS対応の確認をしっかり行いましょう

タブレット向けのおすすめスキャナー3選

ここまで説明したスキャナー選びのポイントを踏まえ、オススメの機種を解説していきます。

筆者が実際に使っている機種もご紹介しておりますので、ぜひ改めて参考にしてみてください。

 

1.RICOH Scan Snap ix1300|コンパクトかつ高機能

ここがオススメ!

  • 最大20枚までの書類を、約2秒/枚のスピードで両面デジタル化
  • ワイヤレス対応で、スマホやタブレットからアプリ経由での操作も可能
  • Google driveやone driveなどのクラウドに直接保存してくれる

 

こちらは、筆者も使用しているシートフィードタイプの機種です。

書類をセットしてボタンを押すだけでくっきり読み込むので、とにかく効率的です。

片手でラクラク持ち運べるコンパクトさで置き場所にも困りません。

 

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2.brother ADS-1800W|タッチパネル付きで直感操作

ここがオススメ!

  • 最大20枚までの両面読み取りが可能
  • ワイヤレス対応で、スマホやタブレットからアプリ経由での操作も可能
  • Google driveやone driveなどのクラウドに直接保存してくれる
  • タッチパネル搭載で直感的な操作が可能

 

特徴に関しては1つ目に紹介したものとほとんど差異がありません。

大きな違いは、タッチパネルが搭載されている点です。

より直感的に操作できるため、スキャナーを一度も使ったことがない方も安心して操作できるでしょう。

 

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3.サンワサプライ 400-SCN069|裁断せずに済ませたいなら

ここがオススメ!

  • 比較的安価で購入できる
  • 折りたたみ可能でコンパクト
  • オーバーヘッドタイプには珍しいmac対応

 

オススメ1と2に比べ効率は落ちますが、テキストをスキャンする際に裁断せずに済む点が大きなメリットです。

冒頭でもご説明しましたが、オーバーヘッドタイプはmacに対応していないことが多くあります。

本機種は、windows / macに対応しているということでオススメに挙げさせていただきました。

ただし、こちらはワイヤレス対応していないため、パソコンが必須になる点に注意が必要です。

 

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さいごに

スキャンアプリを使ったスキャンと、スキャナーを使ったスキャンについてご説明しました。

まだスキャンを使ったことがない方は、まずアプリでのスキャンから着手してみましょう。

その上で、「もっと効率良くスキャンしたい……」と感じたら、外付けという選択肢があることを思い出してください。

 

スキャンした資料を勉強に活用するには?

関連記事では、スキャンした資料のiPadでの活用法を掲載しております。

ぜひ、併せてご覧になってみてくださいね。

 

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