ChatGPTは質問に答えたり、複雑な内容を分かりやすく説明してくれたりする強力なツールです。
ましてAIを勉強に活用するとなると、活用している人はそう多くなさそうです。
クラウドソーシングを通じた独自のアンケート調査によると、AIを『学習』に使っている学生は15人中3人。
『自分で考える力が身に付かない』と考えている方が多そうです。
もちろん一理ありますが、AIはただ答えを教えてくれるだけのツールではありません。
使い方によっては、非常に頼もしい『先生』にもなってくれます。
本記事では、ChatGPTを活用した大学生向けの勉強法と、簡単で効果的な使い方を5つ紹介します。
Contents
ChatGPTについて超簡単に解説
ChatGPTの3つの特長
- 多様な質問に答えられる柔軟性
- 人間のような自然な文章でコミュニケーションが可能
- 汎用性が高く、幅広い用途で活用できる
無数のAIが存在していますが、ChatGPTはOpenAI社によって開発された対話型AIのひとつです。
とくに学習においては疑問点に即座に回答し、解説や問題作成、添削など、多岐にわたるサポートをしてくれます。
ChatGPTは学生の学習パートナーとして、従来の勉強法に無限の可能性を提供してくれます。
ChatGPTを使った5つの勉強法
前置きが長くなりましたが、本章ではChatGPTを使った5つの勉強法をご紹介します。
大学生活を乗り切る上でのアイディアも満載なので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ChatGPTの5つの勉強法&活用法
- 難しい概念を比喩で分かりやすくしてもらう
- オリジナル問題を作成してもらう
- 英語やレポートの添削&指導
- 試験範囲の要点をまとめてもらう
- ディベートの相手になってもらう
1. 難しい概念を分かりやすく解説してもらう
こんな時、講師陣に気軽に質問できれば話は別ですが、そうでない方も多いのではないでしょうか。
ネットで検索しても専門的な分野になってくると解決できないケースが出てきます。
たとえば、薬理学の『生物学的同等性試験』について調べてみましょう。
生物学的同等性(せいぶつがくてきどうとうせい)は、薬物動態の用語で、薬物の、2つの独自の製剤の生体内での生物学的同等性予想を評価するために使用される。2つの製品が生物学的に同等であると言われる場合、それはそれらがすべての意図と目的のために同じであると予想されることを意味する。ー
wikipediaより一部抜粋
専門用語の中に専門用語が入っていて、初学者には理解を難しくしています。
これをchatGPTに分かりやすくしてもらいましょう。
ポイントは『小学生でもわかるように』『もっとわかりやすく』と指示を与えることです。
このように、簡単な言葉や例え話を用いて、分かりやすく説明してもらうことができます。
2. 自分だけのオリジナル問題集を作成する
ChatGPTは、質問に答えるだけでなく、オリジナルの問題も作成してくれます。
試験前の対策として自分に合った難易度の問題集を作り、アウトプットすることで理解を深めることができます。
ChatGPTに「〇〇のテーマに関する練習問題を作ってください」と依頼すれば、すぐに練習問題を提供してくれます。
選択問題だけでなく、記述問題も提示してくれます。
これを繰り返すことで、試験範囲を網羅した実践的な対策が可能になります。
3. 英文法やレポートの添削・指導
英語の課題やレポートの執筆を1から作ってもらうのでは確かに考える力は身に付きません。
しかし作ったものをチェックしてもらうという使い方なら、効率やクオリティを上げることができます。
書き方や表現方法についての質問にも丁寧に答えてくれるので、学習にも最適です。
「この英文を添削してくれますか?」とChatGPTに依頼すると、誤りや言い回しを改善し、より良い表現を提案してくれます。
これにより、レポートや英文のクオリティが大幅向上が見込めます。
コピペしたレポートの提出は、著作権の侵害になりかねませんので注意しましょう。
4. 試験範囲の要点を要約してもらう
試験前には、膨大な範囲を短期間で効率よく復習する必要があります。
これもChatGPTに依頼することで、重要ポイントを短く簡潔にまとめてもらうことができます。
試験前に一気に要点を押さえたいときには、復習時間を大幅に短縮できます。
分からずじまいで放置していたポイントもまとめて質問してしまいましょう!
5.ディベートの相手になってもらう
『勉強』とは少々趣旨がずれるかもしれません。
ただ、学年が上がると講義だけでなく、就活においてもディベートの機会は多々あります。
このように、テーマを提案するとどちらの立場を取るかまで提案した上で相手になってくれます。
ChatGPTは勉強における最高のパートナー
AIに頼りきりになるのではなく、「サポートしてもらう」という視点でみると学習の幅は大きく広がります。
特に効率的に勉強を進めたい人や、従来の方法ではカバーしきれない部分を補いたい人には非常に有用です。
今後AI化の波がくるのはほぼ確実でしょう。
ChatGPTを早めに使いこなして慣らしておく意味でも、ぜひ活用できそうな部分は活用してみてくださいね!
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