
勉強用のタブレットと言っても、通販ではiPad以外のタブレットもたくさん売っていますよね。
iPadを選んでおけば間違いはないのですが、iPad以外にもたくさんの魅力的な商品があるのも確かです。
ただし、iPad以外の勉強用タブレットを選ぶ際には、注意すべきポイントもたくさんあります。
この記事を読めば、結局使い勝手が悪くてNetflix専用端末になっていた…なんて事態は防げます。
iPadからandroidタブレットに浮気した経験を持つ筆者が、勉強用タブレット選びのポイントと、オススメのタブレットを解説します。
こんな方におすすめ
- タブレットについてはあまり詳しくない
- 書き込み可能な、勉強用のタブレットを探している
- iPad以外の選択肢も知りたい
iPadをご検討の方はこちら!
Contents
比較|iPadと安いタブレットは何が違うの?
「勉強用にはiPad」なんて紹介されているのを、見かけた方も多いのではないでしょうか。
まずは、勉強用にiPad以外のタブレットを選ぶ場合、iPadとどのような違いがあるのかを整理しておきましょう。
ほとんどの機種が「ペンでの書き込み」に対応していない
通販で売られている1〜2万円台のタブレット(Android)は、ほとんどの機種がスタイラスペンに対応していません。
ペンでの書き込みができないタブレットは、主に動画視聴やテキスト閲覧用にしか使用できません。
このため、勉強用タブレットとしての価値が半減してしまいます。
スタイラスペンとタッチペンの違い
やや定義が曖昧ですが、「スタイラスペン」は、細かい文字を書き込むためのペンを指します。
対する「タッチペン」は、指の代わりに操作するだけのペンを指します。
Good notesが使えない
iPadには「Good notes」という極めて優れたノートアプリがあります。
しかし残念ながら、現在Android端末向けには正式にGood notesがリリースされていません。
使えるには使えるのですが、わずか数機種(※主にSamsung機種)のみ対応と、極めて限定的です。
ノートアプリ自体は多数リリースされていますが、Good notesには大きく劣るというのが主観的な意見です。
どれだけ性能が充実していても、主役となるノートアプリがイマイチだと勉強にストレスを及ぼします。

詳しくはおすすめタブレットにて紹介します!
性能によって不具合が頻発しやすい
iPadはどのモデルでも比較的性能が安定しています。
しかし、android端末は最新のモデルでも性能に大きくバラつきがあります。
例え2025年モデルだったとしても、低スペックなものを選ぶとフリーズや強制シャットダウンが頻繁に起こりえます。
多少なりともCPUやメモリなどの知識がないと、高値でも低スペックな機種を掴まされる・・・。
そんな事態が起きやすいのが、iPadと比べた難点といえるでしょう。
勉強用のタブレットで重視すべき3つのポイント
iPadを買っておけば、余計なことを考えなくても、勉強に適した機能はほぼ備わっています。
とはいえ、その分価格が高く、手が出しづらいのがネックになります。
この章では、iPad以外のタブレットを購入する場合に備えて、絶対に外せないポイントを解説します。
【最重要】スタイラスペンに対応している?
先述した通り、安いタブレットのほとんどが「書き込んで使う」スタイラスペンに対応していません。
スタイラスペンに対応していなければ、大きくなったスマホと大して変わりません。
逆に、スタイラスペンに対応していれば、問題集を取り込んで直接書き込んだり、ノートと参考書を画面内で分割して書き込めたりと、勉強の幅が大きく広がります。
内臓しているCPUの種類は?
CPUってなに?
CPUとは、タブレットの「頭脳」のようなものです。
高性能なほどサクサク動いてくれるので、勉強中のストレスを減らしてくれます。

とか書いてあって、訳わかんないんだけど・・・
見ただけでそっと画面を閉じたくなりますよね。
これに関しては「ベンチマークスコア」とよばれるもので性能が数値化されています。
ドラゴンボールでいう戦闘力のようなものですね(読んだことない方はすみません…)。
参考までに、2024年最新モデルのiPad下位機種のスコアが「665733」です。
最低でも、これに近いCPU性能が確保出来ているか、確認してみるといいでしょう。

内臓しているメモリ(RAM)は何GB?
メモリが多ければ、複数のアプリを同時に起動しても安定して動いてくれます。
メモリは4GB, 8GBのように表現されていますが、容量(=ストレージ=ROM)とは全くの別物です。
メモリってなに?
メモリは「テーブルの広さ」のようなものです。
例えば、4GBならアプリをいくつか起動するだけで、すぐにテーブルに乗っからなくなります。
テーブルに乗っからなくなった分は、「フリーズ」や「処理落ち」といった形で返ってきます。
タブレットの場合は、最低でも8GB、できれば16GBくらいだと快適に動作してくれます。

「メモリ」のイメージ図
これを選んでおけば間違いなし|勉強用おすすめタブレット3選
ご自身で選べればより幅は広がります。
しかし、結局行き着く機種は同じところに行き当たるのではないかと思います。
本章では、手間を省く観点からも、外さない機種を3つに絞ってご紹介します。
実際にiPad以外でも勉強用にタブレットを運用した筆者の知見を踏まえておりますので、安心してご覧下さい。
Samusung|Galaxy Tab S9 FE
ココがおすすめ
標準のノートアプリが極めて優れモノ!
Galaxy Tabシリーズには「Galaxy note」という標準ノートアプリが搭載されています。
非常に高い精度で録音してノートに差し込んだり、スキャナが標準搭載されていたりと至れり尽くせりです。
スタイラスペンがセットで付いてくるので、ペン選びで迷わずに済むのもありがたい点ですね。

『FE』は価格と性能を絞った廉価版の機種です!
無印Galaxy Tab S9は圧倒的な性能を誇りますが、10万円を超えるのでオススメから外しました。
amazon|FIRE HD 10
ココがおすすめ
1万円台の低価格で書き込みにも対応!
同価格帯のタブレットは、軒並みスタイラスペンでの書き込みに対応してません。
しかし、こちらの機種はなんと1万円台で書き込みにも対応します。
ペンは別売りになりますが、ペン代を入れても2万円前後の価格です。
前述したメモリに関しては3GB、容量は32〜64GBと、メイン使いでは中々厳しい性能です。 タブレット勉強の使用感を掴んでみたい方や、サブ機として使いたい方にオススメの機種です!
Microsoft|Surface Go 3
ココがおすすめ
windowsOS搭載。簡易的なパソコンとしても使えます!
こちらはAndroid(Google)タブレットではなく、Microsoft社の商品です。
タブレットのように扱う簡易的なノートPCといった具合で、Microsoft Officeなどでも活用できます。
AndroidタブレットやiPadでもofficeは使えるのですが、正直使い勝手は非常に悪いです。
この点、surfaceであれば、先々プレゼンや資料作成でも対応出来るのは大きなメリットになるでしょう。
別売ではありますが、ペンにも対応しており、非常に高機能なノートとしても扱えます。

純粋なタブレットではないため、起動にやや時間がかかる点などは、ややデメリットと言えます
電子インクタブレットは勉強にはおすすめしない
ご自身でタブレットを選ぶ際に注意して欲しいのが、「電子インクタブレット」についてです。
電子インクタブレットってなに?
kindle paper whiteの様な「極めて紙に近い質感」で使えるタブレット型端末です。
最近は書き込みにも対応した、電子インクタブレットが普及し始めています。
率直に、勉強で使ってみた身としては、やめておいた方がいいの一言に尽きます。
あくまで読書や、ノート書きメインで使うものであり、調べ物等で使うには圧倒的に不向きだからです。
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タブレット選びは目的をしっかり決めておく
巷では「ノートを取るのにオススメのモデル」「動画を見るのにオススメのモデル」など様々なカテゴリーに分けられます。
勉強で使う場合はノートだけでも、動画だけでも足りません。
もし、ご自分で調べるのであれば以下のポイントで挙げた点を見ながら調べてみるといいでしょう。
タブレット選びのポイント
- スタイラスペンには対応しているか?
- 使われている「CPU」は何か?
- メモリ(RAM)は何GBか?
