2026年3月2日、新型iPad Air「M4」が発表されました(3月11日販売開始)。
ここのところマイナーチェンジの続いていたiPadシリーズですが、今年は劇的な変化は見られたのでしょうか。
本記事では、iPad初心者~中級者に向け、難しい用語はできるかぎり噛み砕きながらポイントを解説していきます。
新機種が気になっている方だけでなく、春の新生活に向けiPadを検討している学生さんや新社会人の皆さんもぜひ参考にしてみて下さいね。
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前機種iPad Air M3が2026年3月3日より、98,800 → 85,657へセール中です。
滅多にないApple製品のセールですので、ぜひ比較ご検討ください。
新型iPad Air M4と前機種の主な違いは?

昨年は「M3 vs M2」と銘打って記事を書きましたが、チップ性能の向上がメインであまり目新しさはなかった印象です。
今年は一体何が変わったのか、ポイントを絞って解説していきます。
- 3世代前のM1と比較して約2.3倍の処理性能、重い処理も更にサクサク!
- メモリ(RAM)が前機種比50%増、マルチタスクに更に強く!
- Wi-Fi6EからWi-Fi7対応に進化、通信がより高速化!
処理性能は前機種M3の時点で「M1比で2倍」を謳っていたこともあり、インパクトとしてはやや薄めかもしれません。
ただしメモリ強化については前機種M3のメモリ(8GB)を考えると、快適性の部分で露骨に差が感じられる部分と感じます。

またメモリに関しては価格高騰が続いており、Androidタブレットも種々の理由から続々と値上げを敢行しています。
そんな中、iPad Air M4が前年据え置き価格(¥98,800~)での販売に踏み切ったのは企業努力の賜物といえるでしょう。
デザイン面(外観や寸法)に変化はある?
カラーリングや寸法は昨年と全く同じですが、M4は重量が4g増えました。
ここ数年のiPadシリーズは2024年のiPad Proで一気に薄型化した以外は、目新しい外観変化はない印象です。
| 前・iPad Air M3 | 新・iPad Air M4 | |
| 画面 | 11 or 13インチ Liquid Retinaディスプレイ | 11 or 13インチ Liquid Retinaディスプレイ |
| カラーリング | 4色(スペースグレイ、ブルー、パープル、スターライト) | 4色(スペースグレイ、ブルー、パープル、スターライト) |
| 重量 | 460g | 464g |
| 寸法 | 247.6mm × 178.5mm × 6.1mm | 247.6mm × 178.5mm × 6.1mm |
M1から見るとインカメラの位置が変更になっていますが、目新しい変化とは言い難いですよね…
その他主要スペックでの進化点は?
以下の表で比較していますが、カメラやバッテリー、ディスプレイといった主要スペックに変化はありません。
じつは昨年M3 vs M2でも同じ表を作っていましたが、今年は一切手を加える部分がありませんでした。
この辺の基本スペックは2年前から変化していないということですね
| 前・iPad Air M3 | 新・iPad Air M4 | |
| バッテリー | ※最大10時間 | ※最大10時間 |
| ストレージ(容量) | 128GB, 256GB, 512GB, 1TB | 128GB, 256GB, 512GB, 1TB |
| Apple Pencil | Pro, USB-Cに対応 | Pro, USB-Cに対応 |
| カメラ(背面) | f値1.8, 5倍デジタルズーム, 12MP広角カメラ | f値1.8, 5倍デジタルズーム, 12MP広角カメラ |
| ディスプレイ | Liquid Retina, フルラミネーション, 他 | Liquid Retina, フルラミネーション, 他 |
| Apple Intelligence | 対応 | 対応 |
前機種iPad Air M3と細かい部分で違いは?

デザイン面、カメラやディスプレイ周りのスペックではほぼ変化がなかったiPad Air M4でした。
ただしチップ性能の向上によって出来ること、進化した点がいくつかあります。
ローカルAIを使う際の性能がさらに向上!
Neural Engineの性能がM1比で3倍…メモリ帯域幅の強化…といっても、多くの方はピンとこないでしょう。
要約するとM4はApple IntelligenceなどのローカルAIを動かす際、更に高速になりましたと謳っています。
ローカルAI…?ChatGPTみたいな生成AIとは違うの?
現状イマイチ盛り上がりに欠けるApple Intelligenceですが、AIの隆盛を考えればAppleがこのまま傍観というのも考えにくい話です。
今後益々の拡大も見込まれますので、先行投資としても有用といえるでしょう。
Apple Intelligenceは3世代前のM1モデルから使用可能ですが、M1での動作は正直かなり重めです…
また、Apple公式で「※(M4は)GoodnotesなどでAIを動かす場合にも…」と名指しで言及しているのも、ノートとして使いたい方には気になるポイントです。
※参考:Apple
Wi-Fi7に対応!さらに通信が高速化
iPad Air(M3)ではWi-Fi6Eという規格に対応していましたが、M4ではWi-Fi7に対応しました。
通信規格系の説明は、それ1つで長い記事が出来上がってしまうのでポイントを絞って説明させていただきます
- 最大速度は前機種iPad Air M3で使われていた6Eの3倍以上(理論値)!
- 家族みんなで使っても遅くなりづらい!
例え話として、この記事を見るまでの流れで考えてみましょう。
リンクをタップした瞬間、ブラウザ(Safariなど)は『このページの情報下さい』と倉庫にかけ合います。
すると記事のデータ(荷物)が小分けにされ、トラックが高速道路で届んできてくれます。
全ての荷物が届くと荷ほどきされて組み上げられ、記事として皆さんに表示されます。
このとき、道が広ければたくさんのトラックが一度に荷物を運べるので組み上げが高速になります
そこでM4が対応するWi-Fi7は6Eに比べて「道が2倍に拡張しました」という点を売りにしています。
対応するルーターやネット回線が必要ですが、FPS系のゲームなどでストレスなく楽しみたい方には有用な選択肢になります。
新型iPad Air M4は結局買い?

人によっては有用、人によっては全く刺さらない…そんな変化が見られるのがiPad Air M4でした。
それでは最後に、どんな方にiPad Air M4をおすすめするかを綴って締めたいと思います。
iPad Air M4がおすすめなのは?
Apple公式でも何度も強調されているのが「iPad Air M1(3世代前)との比較」という点です。
公式で「アップグレードが最適な人」という趣旨で語られているコーナーでも、M1との比較がメインになっています。
筆者自身M1も手元にありますが、正直ローカルAIなどの最新機能をバリバリ使おうと思うとかなりキツくなってきています。
もちろん、ちょっとしたノート代わりなどでは全く問題ありません
- 今からM3を買うなら当然M4(値段同じ)
- M1以前の機種ならそろそろ買い替えてもいい
本記事で説明した趣旨からも、M1ならびにM1以前の機種で少しでもカクつきがある方は買い替え時です。
また、前機種からお値段据え置きですので、今から買うなら当然M4をおすすめします。
iPad Air M4をオススメしない人
逆に、以下のような方が新機種M4を購入するメリットは薄めです。
- 既にiPad Air M3を持っている方は劇的な変化は見られないかも
- 重い作業を行わない方は型落ちの整備品なども視野に
『Wi-Fiの速度でもとくに不便を感じない』
『Apple Intelligenceなんてまったく興味ない』
据え置きとはいっても¥100,000弱の買い物、当然用途にそぐわないM4への買い替えを無理に行う必要はありません。
値段が下がったならM4より前の機種の検討も
今年のiPad Airもチップを主軸とした、順当な「中身の進化(高速化など)」に留まった印象です。
デザイン面での刷新もなく、目玉機能の実装もなく…といったところで、地味な印象を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。
これからiPadを検討する方は、以下のような「型落ち」を検討してみるのも一手です。
とくに、前機種M3に関してはAmazonの新生活セール(先行セール)で3/3より98,800→85,657~へ値下げ中です。
昨年11月のブラックフライデーでは売り切れも多発したiPad Airですので、M4に魅力を感じなかった方は今のうちに押さえておくのも一手です。
【1世代前(前機種):iPad Air(M3)】
【2世代前:iPad Air(M2)整備品】
【3世代前:iPad Air(M1)整備品】

