2024年10月15日、iPad mini第7世代(以下iPad mini7)が発表されました。
iPad mini第6世代が発売されてから約3年となりましたが、改めてminiを検討されている方も多いのではないでしょうか。
本記事では難しい説明を省きつつ、「何が変わったのか」「結局買いなのか」まで要点を絞って解説していきます。
購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
iPad mini7とiPad mini6の主な違いは？
公式サイトの情報を元に比較した情報を、出来る限り簡潔にまとめたものが以下のものです。
比較｜iPad mini7はここが違う！
- A17 Proチップに変更、処理性能が最大30%向上。
- Apple Intelligenceに対応、より進化したAIを活用できる。※
- apple pencil proに対応、手書き入力がより快適に。
- Wi-Fi, Bluetooth, USB周りの規格を変更、より安定かつ高速に。
※ apple intelligenceは米国英語版のみ今年中に対応、日本版は来年以降の見込み。
大きな進化点としては、チップの変更による処理性能の向上です。
処理性能では最大30%、グラフィック性能は最大25%向上しました。
iPad mini7｜外観の違いは？
以下の表の通り、寸法や重量の変更点は特になく、iPad mini6と全く同じ構成です。
ただし、カラーリングに関してはピンクが廃止となり、代わりにブルーが追加されました。
| iPad mini6 | iPad mini7 | |
| 画面 | 8.3インチ Liquid Retinaディスプレイ | 8.3インチ Liquid Retinaディスプレイ |
| カラーリング | 4色(スペースグレイ、ピンク、パープル、スターライト) | 4色(スペースグレイ、ブルー、パープル、スターライト) |
| 重量 | 293g | 293g |
| 寸法 | 195.4mm × 134.8mm × 6.3mm | 195.4mm × 134.8mm × 6.3mm |
iPad mini7｜その他の違いは？
細かい部分ですが、容量のラインナップや、Neural Engineの進化などが挙げられます。
難しい話はできるだけ省いて、ポイントを絞って解説していきます。
容量｜ラインナップが変更
前世代のiPad mini6では64GB、256GBの2つのみでした。
iPad mini7では64GBが廃止され、128GB、256GB、512GBの3つに変更となりました。
iPad mini6の64GBは途中で84,800円(税込)に値上げしましたが、発売当初は78,800円(税込)で売り出されています。
iPad mini7は128GBを78,800円(税込)から売り出しているため、比較するとよりリーズナブルといえます。
写真(カメラ)｜スマートHDR4に対応
処理性能が上がったことで、撮影した写真を綺麗に仕上げる能力が向上しました。
主に明暗や人肌といった点で、従来と比較して綺麗に再現してくれるのがHDR4です。
ただし、カメラ自体のスペックに関してはiPad mini6から変更はありません。
AI｜Neural Engineの強化
Neural Engineに関しては、やや話が複雑になるため割愛しますが、主にAI関連の性能向上です。
簡潔に言えば「Apple Intelligenceに対応する為の土台を整えた」といったところです。
Apple Intelligenceって？
「進化したsiri」の様なものです。
その機能は文章生成や要約、写真から不要な背景を削除したりなど多岐に渡ります。
iPad mini7は結局買い？
結論から言うと、既にiPad mini6をお持ちの方はそこまで違いを実感できないかもしれません。
本項ではiPad mini7をおすすめする人、しない人について深掘りしていきます。
こんな人は「買い」｜iPad mini7がオススメな人
こんな方におすすめ
- Adobe CCなどクリエイター向けのツールを使う
- 原神など美麗3Dゲームもよりサクサク動かしたい
- appleの最新AIを体感したい
クリエイター、ゲーマーの方々にはiPad Proをオススメしたいところですが、価格に10万近い開きがあります。
よりリーズナブルかつポータブルに使用したい方や、AIに興味がある方はiPad mini7が選択肢に入ります。
また単純な性能向上に加え、容量128GBでお値段は78,800円という点でiPad mini6と比較してリーズナブルです。
既にiPad mini6を検討していた方はiPad mini7を買って損はないでしょう。
こんな人は「待ち」かも｜iPad mini7がオススメではない人
こんな方は「待ち」かも？
- 既にiPad mini6を持っている方
- 勉強や講義で使用したい方
かくいう筆者もiPad mini6をサブ機で使っていますが、十分サクサク動いてくれています。
特段iPad mini6でストレスを感じていなかった方は、買い換えのメリットは薄いかもしれません。
また、iPad mini7が･･･というより、純粋にiPad mini自体が画面サイズの都合上勉強には不向きです。
勉強用に使いたいのであればiPad Airをオススメします。
↓勉強用のiPad選びに関しては、こちらの関連記事で紹介しております↓
iPad mini6の整備品の検討も
iPad mini7はApple intelligenceを基準に、必要なスペックまで引き上げたという印象を受けました。
とはいえ、価格的にもリーズナブルでしっかり性能は向上している点からも順当な進化といえるでしょう。
もし「目新しい進歩はない」と感じた方は以下のリンクの様な、iPad mini6の整備品を検討してみるのも一つの手です。
整備済み品とは？
クリーニング・パーツ交換することで、限りなく新品の状態に近づけた中古品のことです。
リーズナブルとはいっても高い買い物です。
もし購入を検討されているのであれば、ご予算だけでなく用途に合わせて検討してみてくださいね。
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