結論からいうと、iPadやAndroid搭載のタブレットを、パソコン代わりに使うのは「だいぶ厳しい」です。
パソコンの「様に」は使えても、完全なパソコンの代替にはならない、というのが現実でしょう。
本記事では、iPadをパソコン代わりにするのが難しい理由や、その対策法を掲載致します。
理系も文系も経験した筆者の感想だけでなく、在学生へのアンケートも掲載しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
【2024年最新】現役大学生向けアンケート結果
クラウドソーシングサービスを通じて、30名の現役大学生を対象にアンケートをとりました。
実際に学生生活を送る上で、タブレットはパソコンの代わりになるのか?リアルな意見をご覧ください。
タブレット / パソコンを使用している大学生の割合
タブレットのみ持っていると答えた方|パソコンなしでも大丈夫?
「パソコンは必要ない」と感じている方の意見
「パソコンなしではキツい」と感じている方の意見
補足:どちらも利用していると答えた方|どの様に使い分けている?
iPad(タブレット)はパソコンの代わりになるのか
中身まで目を通すと、「全く必要ない」という趣旨の回答は30人中1人という結果になりました。
文系・理系の両学部を経験した筆者も「ムリではないが厳しい」と感じています。
iPad(タブレット)版Microsoft Officeの使い勝手が悪い
大学ではプレゼン(発表)の機会が多くあります。
プレゼン用資料は、基本的に「PowerPoint(通称パワポ)」とよばれるMicrosoft Officeソフトを使って制作します。
このタブレット版パワポの使い勝手が極めて悪いことが、iPadを大学生活で使う上で厳しい要因の一つです。
他にもWordやExcelなど、Office関連の操作感は総じてパソコンに大きく劣ります。
外付けキーボード買えば大丈夫なんじゃないの?
タブレットはどれだけ性能が良かろうと、iPadOSかAndroidを積んでいる限り、基本的には「スマホの延長線上」です。
パソコンと同じアプリを使えても、操作画面など(UI)は似て非なるものです。
例えキーボードを用意しても、タブレット一本ではかなり厳しいと言わざるを得ません。
iPad(タブレット)とパソコンのどちらを優先すべき?
結論を言ってしまうと、パソコンです。とくに理系の大学ではほぼ必須になります。
そもそも入学時に大学生協で買わされる場合がほとんどですが、スペックの割に高い事が多いため注意しましょう。
ケース別使い分け
- レポート作成や調べ物は?
- 講義中のノートは?
- 日常生活での利用は?
1. レポート作成や調べ物 → パソコン
レポート作成時や、資料収集のために多くのウィンドウを開く際はパソコンのほうが遙かに使いやすいです。
キーボード操作がスムーズなため、長時間のタイピングでも疲れにくいメリットも。
また、専門的なソフトを使用する場合、そもそもタブレットは対応していない事が多々あります。
2. 講義中にノートを取る / 勉強 → iPad(タブレット)
当然講義にもよりますが、ノートパソコンを出してタイピングしていると、浮く可能性が高いです。
こんなとき、タブレットであればサッと取り出してノート代わりに使えるため、非常に重宝します。
テキストなどをタブレットの中にスキャンして収納しておく事もできる為、利便性の面でパソコンに勝ります。
3. 日常生活での利用 → iPad(タブレット)
日常生活では、iPadの方が圧倒的に使いやすいです。
SNSのチェックや動画視聴、電子書籍の閲覧など、軽くて直感的に操作できるiPadは日常的な使用に向いています。
タブレットとパソコンを両立したいなら
でも、タブレットも捨てがたい・・・。
とはいえ予算はない・・・
そんな方にオススメするのが、「windows OSを積んだタブレット」です。
これならば、パソコンとしてもタブレットとしても両立できます。
両立するなら、こんな機種がおすすめ
20万も30万もする様では、パソコンとiPad(タブレット)を1台ずつ買うのとあまり変わらなくなってきます。
本項では、「10万台で両立できる」に絞って、オススメモデルをご紹介します。
Microsoft|Surface Pro8 / 8GBモデル
現在はSurface pro10まで発売されており、2世代前のモデルに落とすことで費用を削減しています。
別途ペンやキーボードが必要になる点で、やや費用が嵩みますが、学生生活を送る上では十分な性能を誇ります。
Microsoft|Surface go4
surface proの廉価版といった立ち位置で、性能的にはproより劣ります。
個人的にはproシリーズをおすすめしますが、go4は重量521gということで、500mlのペットボトル飲料と同等です。
より持ち運びに便利な点などを考慮して、オススメに挙げさせて頂きました。
まとめ
実際には、入学前にパソコンの購入を大学側から促される事がほとんどです。
この際に大学生協での指定モデルの案内が来ますが、指定モデルである必要は全くありません。
「このスペックいる?」「何か高くない?」、こんなケースが大半です。
筆者自身、1度目の大学生活では生協モデルを買って、だいぶ後悔しました。
自分自身の最適解を探せれば、費用面を大きく浮かせることができます。
ぜひオススメモデルと併せて、自分なりに「これだ!」と思うモデルを探してみてくださいね。